Audacityとは、
マルチトラック編集に対応した高機能な波形編集ソフトです。
音声ファイルの内容を視覚的に表現したグラフを用いて、
実際にデータを編集することができます。
ここではMP3ファイルの不要な部分をカットする方法について、
説明したいと思います。
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[MP3ファイルの不要な部分をカットする方法]
1.Audacity のダウンロード&インストール
&MP3書き出しを行えるように設定。
(詳細)
Audacityの入手方法と使い方 バージョン→Audacity 1.2.6
LAME 3.97 release
2.Audacity を起動。
3.[ファイル]→[開く...]から編集したいMP3ファイルを開く。
4.削除したい部分を選択し、[カット]ボタンを押す。
(例)手に入れたMP3ファイルを聞いてみると、
最初の5秒間が無音だったためその5秒間をカット(下画像)。
<削除前>

<削除後>

5.[ファイル]→[MP3ファイルの書き出し...]
→保存場所とファイル名を決めて[保存]をクリック。
もしうまく保存できないときは、
[編集]→[設定...]→[ファイル形式]タブにある
「ビットレート」を変更して再度挑戦してみましょう。
たぶんビットレートを元データより大きく設定しなければ、
問題なく保存できると思います。
ちなみに、ビットレートは元データより大きく設定しない方が良いです。
MP3は非可逆圧縮方式ですので、
ファイルサイズは増えるのにもかかわらず、
音質は劣化するだけですから。
後、lameエンコーダーでは、
CBR , VBR , ABR の3種類の保存方法が提供されていますが、
どうやらAudacity 1.2.6で利用できるのはCBR 方式のみのようです。
最新のβバージョンでは・・・。
最後に、Audacity はこんなことだけでなく、
もっと色んなことができるフリーソフトです。